pukumaru映画ルーム

映画は親友、いやむしろ家族と言っても過言ではないほど好き。時々海外ドラマを見てはエネルギー補充。そんな映画感想と日常のblogです。

君に読む物語 感想 夢を満たせる映画

 

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ラブストーリー NO1は?と聞かれたらこれになる。なぜかって覚えてるだけでも15回は鑑賞していてそれでも飽きないから。それほどまでによくできた物語、映画。

 

あらすじ

ある老人養護施設にて、一人の男性が、一人の女性に物語を読み聞かせていた。

その物語は、若い二人のラブストーリー。1940年のアメリカ南部、シーブルックから物語は始まる。

物語の主人公は、青年ノアと少女アリー。ノアがアリーに一目惚れして、まるで映画のようなやり方でデートに誘ったことから二人の心は急速に惹かれ合う。

デートを重ね、愛を育む二人だったが、アリーの両親は二人の恋に反対する。

アリーは資産家の娘。ノアは貧しい労働者。

ついに、アリーがニューヨークの大学に行くことになり、身分の差もあって二人は引き離されてしまう。

ノアは1日1通、計365通の手紙をアリーに送るが、返事は来なかった。そもそも、アリーの母親がノアからの手紙を隠していて、アリーのもとに渡らなかったのだ。

二人の再会は叶わぬまま、世界は第二次世界大戦へと突入していった。

 

キャストがフレッシュ、魅力的で仕方ない。ノア役はライアン・ゴズリング

アリー役はレイチェル・マクアダムス

アリーの婚約者ロン役でジェームス・マースデン。

主演の2人は撮影中は仲が悪くて、ライアンは監督にアリー役を他の女優に変えてくれないかと直談判したことがあるほどだったとか。

それでも一年後再会し、付き合ったのは有名な話。これも映画みたいな話。

 

 

ネタバレあるのでご注意下さいね。

 

 

アリーは最初ぐいぐい来まくるノア役にどこふく風という感じで眼中にあまりない。アプローチも結構強引でグループデート中の観覧車に無理やり乗り込み、というよりもぶら下がってデートをしてくれとプッシュする。やり方は強引なのに話し方が少し余裕のある話し方でまたそれも良い。何度もプッシュされたアリーは瞬く間に情熱的に恋に落ちる。

2人がキスするシーンも素敵で流石、ベストキス賞を受賞した映画だなという感じ。f:id:pukumarul:20190811105944j:image

 

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情熱的に恋に落ちる娘を見て母は不安に思い引き裂こうとする。お嬢様で育ちがいい娘とお金がないノアでは釣り合いがとれない、絶対に別れなさいと言うのだ。

それに反抗して泣きながら訴えるアリーを見て胸がいつも詰まる。愛していても同じように愛する両親に反対され悪し様に言われるのはやはりとても辛いだろう。それをそばで聞いていたノアは打ちひしがれ傷ついた気持ちを引きずりながら帰ろうとする。それを引き止め、不安が抑えきれず暴れるアリーがまた辛い。

支えてほしいのに支えてもらえない。別れたくないのに彼は別れようとしてるように見える。

だけどそれは両親から反対されたり離れ離れになるからであって自分にはどうすることもできない。

あのシーンは恋愛に不器用だった自分と重なって毎回胸が詰まってしまう。

 

離れ離れになりノアは365日、手紙をアリーに送る。その手紙はアリーの母に隠され、そして。。

 

再会し2人がまた求め合うシーンがまた情熱的、ロマンチックでこの映画は女の子、そして女性の夢が詰まっていてそれを叶えてくれる映画だから最高に素晴らしい映画なんだと言える。

両親にああしなさい、こうしなさいと言われ育ったアリーにノアは聞く。君はどうしたい?と。俺や家族の意見、婚約者のことも忘れろ、君はどうしたいんだ。それは忘れて君が婚約者といたいんだったらそうしろ、おれはそれなら耐えていける。

 

そんなアリーにノアに聞く。けんかばかりじゃない。私たち!

 

ノアは言う。それが俺たちだろ!だから俺たちがうまくやるのは難しい。お互い努力しないとやってけない。だけど君といられるなら努力する。これから君と毎日一緒にいたいから。

 

もう愛情に満ちあふれていて泣けてしょうがなかった。最初に見た時は。

こんな風に言われてみたいな、こんな風に愛されてみたいな。

女性の色んな夢を叶えてくれるそんな映画ならこの映画を。と迷わず言える映画です。f:id:pukumarul:20190811112028j:image