IT “それ”が見えたら終わり 感想 おもしろ怖く新たなジャンル
ある日突然それは現れる。
次々と子供達を殺すそれは、神出鬼没で化け物そのものだ。しかも姿を自由自在に変えられる。
姿が分からないもの、訳が分からないもの、目に見えないものに人は困惑する。
なんかビックリしたい、刺激がほしい、怖すぎないホラー映画なら迷わずコレです。
とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇した人々とビルは手を組み、“それ”に立ち向かうが……。
はじめにお伝えします。ネタバレありですのでまだ、鑑賞前の方は先をご覧にならないほうがいいかもしれません。。!!
今大ヒット上映中のIT THE END "それ"が見えたら終わり の前作です。
えー、冒頭から心を掴まれました。
面白い突っ込みどころ満載です。
"やあ ジョージィ"と突然排水溝の中に現れる。
"ポップコーン!ポンポンポン!!"からの真顔。。
下手な漫才よりも笑えてしまいました。なんなら何回もそのシーンだけ見ました。
笑ってはいけないシーンなのに笑える。
見てみればわかります。
血痕を残したまま消えてしまった弟を探しに冒険へと繰り出す子供たち。
みんななんらかの問題と闘ってるんです。
障害、体型の問題、執着し傷つけてくる家族、嫌な過去の記憶。。
その様々な問題を巧妙に刺激するピエロ。
恐怖に陥れ、絶望感へと追い込みます。これでもかこれでもかと。
でも決して一人ではないので仲間と共に戦い助け合います。青春ドラマでもあるので、この映画は支持されたんでしょう。
貴族のような格好、笑いかけているのに恐ろしさしか感じないその風貌。
笑っているのに怖いのはピエロの本当の表情は笑顔ではないからでしょう。
狂気に歪ませた顔で我を完全に失って子供たちを貪るんですから。。
だから冒頭で笑いかけ親しげに話しかけてるのに一瞬見える真顔と滴り落ちるよだれが最高に怖くて面白いんです。その落差と隠しきれてないよ。。!とつっこみたくなるシーンに。
ビル役の男の子がまた可愛いです。
その弟役のジョージィも可愛い。でも出番が少ないです。。仕方ありませんが。
ピエロって怖いですよね。
IT 見た後にマクドナルドのピエロ見たらそれでさえビクッてなりそうです。
あまりないジャンルといえるおもしろ怖いホラー映画でした。
あなたもどうぞこの世界に引き込まれてみては?
IT THE END それが見えたら終わり 感想 トラウマを撃退するには
また、会えたね。
待っていたよ、お前たちに会えるのをな。
続編の舞台は、前作から27年後。次々と子供たちが消えてしまう「連続児童失踪事件」が再び発生し、「COME HOME COME HOME(帰っておいで...)」という不穏なメッセージが、かつて“それ”と対峙した27年後の子供たちに届く。
「再び“それ”が現れたら僕たちも戻る」と誓った27年前の約束を守るため、忌まわしき町デリーに帰ってくるルーザーズ・クラブの仲間たち。なぜ再び“それ”は現れたのか?27年前の連続児童失踪事件の真相とは?そして、“それ”の正体と目的とは?絶望的な恐怖とともに、その全てが明らかになる。
あのピエロに会えるなら、やっぱりもう一度映画館に行かんとな!!
とウキウキ、ドキドキしながら観てきました。
果たして、1と肩を並べるほど面白いのか、無事に皆生きて帰ることができるのか、ペニーワイズは怖がらせて(笑わせて)くれるのか。。
気になりますよね。
その疑問の答えを1つだけ。
ペニーワイズはより怖がらせてくれました。
前作よりさらに笑わせ、驚かせてくれました。
ただ、不満点が1つだけ。
1は雰囲気だったり言葉少なくても不気味さの極みのペニーワイズが怖おもしろくて気に入ったんですよね。日本映画のあの不気味さや異世界に引き込まれていきそうな不穏さと通じるものがあったわけです。
そして続編ですが、そのペニーワイズなんかわりと喋るんです。幽霊だったりおばけだったり発見したのは言葉数が多いと恐怖は軽減するということ。。!!
1ではジョージィを引き込む前の無言の圧力だったり、滴り落ちるよだれが不気味で怖かったんですよ。
似たようなシーンはありましたけど、なんかペニーワイズ愛嬌すら感じるほど面白くなってるんです。
あるシーンでは死にかけのおばあちゃんとしか見えなくて苦笑しちゃいました。
では何が怖かったのか。
大人になると子供の頃とは違った恐ろしいことってピエロだけではなくなるんです。
振り返りたくない記憶、自分の劣等感、忘れようとすればするほど追いかけてくる禍々しい残像。。
おそらくは多くの人が持っているトラウマです。ペニーワイズはそのトラウマそのものなんだと思われます。
そのトラウマやペニーワイズになんとか負けないように闘おうとしたり逃げようとするのが切なくて怖かったですね。
いつまでたっても消せない。勝つことができないようにも思える。
だけど諦めずに逃げずに怖くなんかないんだと自分の問題と対峙すれば。。!ということではないでしょうか。
怖くて足がすくんでそれができなかった者はどうなるんでしょうか。劇場に行けば分かります。(回し者じゃないよ) もっともそれをしなかった真相も最後に明らかとなりますが。
びっくりするシーンも多くて死霊のはらわたという映画を参考にしてるのかと思うシーンもありました。
鑑賞した後これで終わるなんて絶対嫌!
3かペニーワイズの初期の頃とか映画が作られるはず!と調べまくりましたね。。
今のところ製作決定の予定はないですが、これだけ世界で大ヒットしてますしなんらかの作品は作られるはず、と思います。
それくらいなかなかおもしろ、、いえ 怖かったです。
ペニーワイズ演じるビル・スカルスガルドの素顔にもしかしたら少しだけ会えるかも。
彼はイケメンさんですよね。
最後に彼の美形ぶりをどうぞ。(お口直しに)
彼はペニーワイズを演じ終わった後も時々ペニーワイズの夢を見るんだとか。
それでも僕はいい。彼のことが好きだからね。彼は僕にとって、存在しているんだ。とインタビューで答えてます。
ちょっと怖くて、なんか役者そのものだなと感じますね。彼もこれからどんどん活躍していくでしょうね。
このイケメンがあの恐ろしいピエロに様変わりするとは、ハリウッドのメイク技術おそるべし。。!!
マイインターン 感想 人格者は年齢問わず愛される
この映画を通して一番学んだことはタイトルにあるとおり、人格者は年齢問わず愛されるということ。
優しさや寛大さを備え、紳士で大人な男性はたとえ70歳であってもとても魅力的。
その紳士で大人な男性を演じるのは名優ロバート・デニーロ。
あらすじ
ニューヨークでファッション通販サイトを運営する女社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は短期間に会社を拡大、華やかな世界に身を置きながら、仕事と家庭を両立させ、女性の理想を絵にかいたような人生を送っているかに見える。そんな彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってくる。当初は若者ばかりの会社で浮いた存在のベンですが、誠実で穏やかな人柄でいつしか社内の人気者になっていく。
一方、社長のジュールズには公私ともに大きな問題が立ちはだかる。大きな決断を迫られた彼女は、誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送りますが、そんな彼女を人生経験豊富なベンが救う。彼の温かな励ましを受けていくうちにベンに心を開くジュールズは、やがて大きな人生の転機を迎えることになる。
ネタバレがあるので鑑賞されてない方はご注意下さい。
ジュールズは社長ということもあり多忙を極め最初ベンに対し完全に距離を置こうとしている。それをおおよそ分かっていながら、ジュールズや社内の人の役に立ちたいと支えになりたいと本当にスマートにサポートしていく。
女心がイマイチ分かっていない同僚には、傷つけてしまった時にはまず謝ること。そしていつも女性の涙をふくためにハンカチを持ち歩くんだ。と教えたり。社内の物で雑然としたスペースを、早朝に一人で出社してジュールズを感激させたり。もし離婚したら一人で生きていくことになってしまうと泣き出すジュールズには亡き妻と自分の墓にもしもの時には一緒に入ってもいいとなだめて見せたりする。
白状してしまうとベンの虜になったのはジュールズやまわりの皆だけではなく私もである。
この人なら例え70歳でも結婚したい。そんなふうに思ってしまった。
年齢を言い訳にせずに誠実に、思いやりを忘れず生きていれば、人生は本当に何が起こるか分からない。
ベンは70歳で新たな会社にシニアインターンとして入社し周りの皆から慕われ愛される。社長と親友になり、新たな彼女も出来た。仕事ももちろん出来るしゆくゆくは役職もついていくだろう。70歳で新たな人生を歩める。もう若くないから、とか周りの目を気にして一歩踏み出さないのはもったいないとベンに教えられた気がした。
感動する映画なら迷わずこの映画は一本に入れる。
イエスマン 感想 人生が上向きになるコツ
付き合いが悪くなりどんな事にも断るのが常になっていたカール。
あるセミナーに参加したことでどんな事でもイエスと言うようになる。
色んなことがめんどくさくなり断るのが常になる。思い当たる節がある。誰にもそんな時期がないだろうか。断ろうかな、、行かないでおこうかな。と迷うことが。
あらすじ
銀行員であるカール(ジム・キャリー)は何事にもネガティブでノーとしか言わない男。3年前の自身の離婚を今でも乗り越えられずに、毎日をただ悶々と過ごしている。
そんな彼に助言をしたのが、友人であるニック(ジョン・マイケル・ヒギンズ)でした。ニックは自分自身を変えてくれた不思議なセミナーにカールを誘います。そこで行われていたのは、何に対してもイエスと言えば人生は変えられるというもの。
半信半疑だったカールでしたが、ある出来事が彼をイエスと言う男へと変えていくのです。そんなカールは、アリソン(ズーイー・デシャネル)という自分の思うままに生きる女性と出会い、人生が劇的に変化していく。
イエスと言ったとたん人生が劇的に変化していくのは映画さながらでも
あるささいな行動がきっかけで、泣いてばかりいた日常が少し変わってきたり、軽い気持ちで行った場で友達ができたり、なんとなく送ってみたLINEがきっかけでデートになったりすることはあると思う。
イエスしか言わなくなるカールは極端だけど、イエスをなるべく言うことで色んなチャンスが転がってきたり、人生がうまく運ぶようになる可能性は高くなる気がするのだ。
おばあちゃんに誘惑されイエスと言ってしまってそんなことになるとこまではしなくていいのだが。
渡しちゃいけないお金をイエスと言いまくって渡してしまう主人公の真似はしないほうがいいし安請け合いをお客にしまくるのも現実世界ではおススメしない。
だけどトラブルがあってもすてきな女性とキスするチャンスに辿り着いたりするのがまた面白い。
なんでも遠回しにノーと言って人を遠ざけようとするカールに叱り飛ばして忠告しまくる親友もまたいい。
おまえ、そのまんまじゃ一生一人きりだぞ!!一生だ!と警告するのだ。
無理しずノーと言える時はノーと言って、
言える時はイエスと言って人となるべく繋がりつつ人生を広げてみるのが人生の醍醐味かもしれないと教えてくれる。そんな映画。
あなたも是非、ノーと言ってしまいそうになる、めんどくささが先にたってしまいそうになる自分に喝を入れてくれるこの映画を見ると人生が上向きになるきっかけになるかもしれない。
君に読む物語 感想 夢を満たせる映画
ラブストーリー NO1は?と聞かれたらこれになる。なぜかって覚えてるだけでも15回は鑑賞していてそれでも飽きないから。それほどまでによくできた物語、映画。
あらすじ
ある老人養護施設にて、一人の男性が、一人の女性に物語を読み聞かせていた。
その物語は、若い二人のラブストーリー。1940年のアメリカ南部、シーブルックから物語は始まる。
物語の主人公は、青年ノアと少女アリー。ノアがアリーに一目惚れして、まるで映画のようなやり方でデートに誘ったことから二人の心は急速に惹かれ合う。
デートを重ね、愛を育む二人だったが、アリーの両親は二人の恋に反対する。
アリーは資産家の娘。ノアは貧しい労働者。
ついに、アリーがニューヨークの大学に行くことになり、身分の差もあって二人は引き離されてしまう。
ノアは1日1通、計365通の手紙をアリーに送るが、返事は来なかった。そもそも、アリーの母親がノアからの手紙を隠していて、アリーのもとに渡らなかったのだ。
二人の再会は叶わぬまま、世界は第二次世界大戦へと突入していった。
キャストがフレッシュ、魅力的で仕方ない。ノア役はライアン・ゴズリング。
アリー役はレイチェル・マクアダムス。
アリーの婚約者ロン役でジェームス・マースデン。
主演の2人は撮影中は仲が悪くて、ライアンは監督にアリー役を他の女優に変えてくれないかと直談判したことがあるほどだったとか。
それでも一年後再会し、付き合ったのは有名な話。これも映画みたいな話。
ネタバレあるのでご注意下さいね。
アリーは最初ぐいぐい来まくるノア役にどこふく風という感じで眼中にあまりない。アプローチも結構強引でグループデート中の観覧車に無理やり乗り込み、というよりもぶら下がってデートをしてくれとプッシュする。やり方は強引なのに話し方が少し余裕のある話し方でまたそれも良い。何度もプッシュされたアリーは瞬く間に情熱的に恋に落ちる。
2人がキスするシーンも素敵で流石、ベストキス賞を受賞した映画だなという感じ。
情熱的に恋に落ちる娘を見て母は不安に思い引き裂こうとする。お嬢様で育ちがいい娘とお金がないノアでは釣り合いがとれない、絶対に別れなさいと言うのだ。
それに反抗して泣きながら訴えるアリーを見て胸がいつも詰まる。愛していても同じように愛する両親に反対され悪し様に言われるのはやはりとても辛いだろう。それをそばで聞いていたノアは打ちひしがれ傷ついた気持ちを引きずりながら帰ろうとする。それを引き止め、不安が抑えきれず暴れるアリーがまた辛い。
支えてほしいのに支えてもらえない。別れたくないのに彼は別れようとしてるように見える。
だけどそれは両親から反対されたり離れ離れになるからであって自分にはどうすることもできない。
あのシーンは恋愛に不器用だった自分と重なって毎回胸が詰まってしまう。
離れ離れになりノアは365日、手紙をアリーに送る。その手紙はアリーの母に隠され、そして。。
再会し2人がまた求め合うシーンがまた情熱的、ロマンチックでこの映画は女の子、そして女性の夢が詰まっていてそれを叶えてくれる映画だから最高に素晴らしい映画なんだと言える。
両親にああしなさい、こうしなさいと言われ育ったアリーにノアは聞く。君はどうしたい?と。俺や家族の意見、婚約者のことも忘れろ、君はどうしたいんだ。それは忘れて君が婚約者といたいんだったらそうしろ、おれはそれなら耐えていける。
そんなアリーにノアに聞く。けんかばかりじゃない。私たち!
ノアは言う。それが俺たちだろ!だから俺たちがうまくやるのは難しい。お互い努力しないとやってけない。だけど君といられるなら努力する。これから君と毎日一緒にいたいから。
もう愛情に満ちあふれていて泣けてしょうがなかった。最初に見た時は。
こんな風に言われてみたいな、こんな風に愛されてみたいな。
女性の色んな夢を叶えてくれるそんな映画ならこの映画を。と迷わず言える映画です。
アラジン 感想 これぞエンターテイメント映画
予告編を少し見た時思ったこと。
ジーニーっていうより、これ青いウィル・スミスやん。。!!
。。だけど鑑賞した後ウィル・スミスに謝りたい。あんた、スゴイね!芸達者だよ!と思いました。
アラジンを見るまでしばらく私はふさぎ込んでいて色々悩んでいたんだけど、鑑賞してる間全ての悩みや苦しみが吹き飛んでただただステキなエンターテイメントに酔いしれることが出来た。
あらすじ
アグラバーの町で猿のアブーとともに暮らす貧しい青年アラジン。市場へ繰り出しては盗みを働いていた彼は、ある日、変装した王女ジャスミンと出会う。アラジンは侍女のふりをしたジャスミンと心を通わせるが、アブーが彼女の母の形見である腕輪を盗んだことで幻滅されてしまう。アラジンは腕輪を返すために王宮に忍び込み、ジャスミンとの再会を果たすが、衛兵に捕らえられる。国務大臣のジャファーは、ジャスミンが王女であることをアラジンに教え、チャンスを与えると言って、魔法の洞窟に入って魔法のランプを取ってくるよう命じる。
アブーとともに洞窟に入ったアラジンは、岩に挟まれていた魔法の絨毯を助け、ランプを取ることに成功するが、アブーが「ランプ以外の財宝に触ってはいけない」という掟を破って宝石に触れたことで、洞窟に閉じ込められてしまう。途方に暮れたアラジンだったが、絨毯の指示でランプをこすったところ、ランプの中から魔人ジーニーが出現。ジーニーはランプをこすりながら願い事を言えば3つかなえると言う。アラジンはジーニーの目をごまかして願い事を言ったふりをして魔法を使わせて洞窟から脱出すると、1つめの願いで架空の国「アバブワ」の王子・アリとして名前と服装を変え、ジャスミンのもとへと向かう。
まずオープニングの曲からとても良い。
曲名はArabian Night。アニメ版で良く知ってる曲でもアレンジでまた蘇る。
オープニングから引き込まれアラジンの世界へ。。
アラジン役もハマってるんだけど、それ以上に注目してしまったのはジャファー。
俳優はマーワン・ケンザリ。イケメンすぎるジャファーで話題沸騰中と見かけて、そうだろうそうだろう、こんなにイケメンだものとただ頷く私。
重そうな煌びやか帽子もよく似合ってるジャファー。。
ジャスミン王女に近づくために王子になりたいと願うアラジン。
王子になることは出来てもいつかは真実を告げなければいけない。。
アラジンや2人の為に大事なことに気づいて欲しくてジーニーが忠告するシーンも良かった。
愛情や友情がテーマなので幸せな気分になること間違いなし。
アニメ版の違いの一つでジャスミン王女の待女兼親友ダリアがまた良くて彼女にはジャスミンは何でも話せて親友の存在でもある。誰よりも深くジャスミンを理解している。彼女の存在やジャスミンの真の強さを表すいくつかのシーンがあることでアニメ版より新たな魅力を備えた映画になった。
ジャスミンの強さを表すシーンで好きなシーンはジャファーに王権が変わってしまう時に自分の命も顧みず抗議しに立ち向かっていくシーン。泣きそうになったし、自分のことより、民の者たち、父王、周りの者たちを守る為に立ち向かうところが良い。
自分のことよりも、周りの者を幸せにしたいというテーマもあるからアラジンはこんなにも支持されてるに違いない。
アナベル 死霊人形の誕生 感想 暗闇が怖くなる
ここまで怖いとは。。こんなキャーキャー言いまくった映画は初めてでした。
そういう意味では期待を全く裏切らない、いえそれ以上でした。
あらすじ
娘アナベルを亡くした人形師は娘の存在をまた感じたいと、人形を作る。しかしその人形に宿った魂はアナベルでは無く邪悪な悪魔の魂であった。12年間その人形を封印していたが、
少女が封印の扉を開けてしまった時悪魔の魂は人間を襲い始める。
孤児の少女たちは少し大きな屋敷に住まわせてもらうことになるんだけど、そこにある人形に少しでも関わると様々な災厄を呼び寄せてしまう。人形が本当に本当に恐ろしい。
もう人形ではない禍々しいものにしか見えないしどんどん黒ずんで、目が窪んでなんだか血走ってるようにも見える。
ただそこに座ってるだけなのにじっとり見られてる。女の子が軽い気持ちでボールを当てたときの暗闇での振り返り方といい、いわく付きの部屋からの移動の仕方といい。
一つ一つのシーンがこうして書いてるだけでも鮮明に蘇ってくる。
人形は単なる媒体であって、、って神父さんが言うんだけど、あの人形、確実にもう人形じゃないよ?少女たちよく、この人形相手に撮影できるね?と軽く尊敬しちゃうレベル。
不慮の事故によって亡くなってしまった少女がどんなふうに関わってるのか、サスペンス要素もあっていい。
人形、事故、呪い、仮面、キリスト教、車椅子、井戸。。全てのキーワードをうまく料理していてバランスも良かったし、びっくりするシーンもたくさんあるんだけど、どことなく日本のホラー映画に通じる不気味さ、上品さもあるというか。井戸もあるし一瞬リングも参考にしたのかな?と思ったりした。
制作にジェームズ・ワンも関わっていることがわかって、だからこんなによく出来てるんだな!!と。
インシディアスを見てすごい映画つくる監督だなと思ったんで。
ジェームズ・ワンが関わったホラー映画は基本は期待裏切らない。。!
アナベル 死霊人形の誕生を見た日の夜はお風呂になかなかは入れずに、電気はもちろん付けっ放しで寝たし、見てる間何度も後ろ振り返った。。
それくらい怖かった。
見た翌日にまた鑑賞したのは自分でも引いたけど怖くて面白かったので。
夏だし肝試し的に、最上級のホラー映画をあなたも是非。
スプラッターシーンはそんなにないし、そういう意味では見やすい、かもしれない。。