アナベル 死霊人形の誕生 感想 暗闇が怖くなる
ここまで怖いとは。。こんなキャーキャー言いまくった映画は初めてでした。
そういう意味では期待を全く裏切らない、いえそれ以上でした。
あらすじ
娘アナベルを亡くした人形師は娘の存在をまた感じたいと、人形を作る。しかしその人形に宿った魂はアナベルでは無く邪悪な悪魔の魂であった。12年間その人形を封印していたが、
少女が封印の扉を開けてしまった時悪魔の魂は人間を襲い始める。
孤児の少女たちは少し大きな屋敷に住まわせてもらうことになるんだけど、そこにある人形に少しでも関わると様々な災厄を呼び寄せてしまう。人形が本当に本当に恐ろしい。
もう人形ではない禍々しいものにしか見えないしどんどん黒ずんで、目が窪んでなんだか血走ってるようにも見える。
ただそこに座ってるだけなのにじっとり見られてる。女の子が軽い気持ちでボールを当てたときの暗闇での振り返り方といい、いわく付きの部屋からの移動の仕方といい。
一つ一つのシーンがこうして書いてるだけでも鮮明に蘇ってくる。
人形は単なる媒体であって、、って神父さんが言うんだけど、あの人形、確実にもう人形じゃないよ?少女たちよく、この人形相手に撮影できるね?と軽く尊敬しちゃうレベル。
不慮の事故によって亡くなってしまった少女がどんなふうに関わってるのか、サスペンス要素もあっていい。
人形、事故、呪い、仮面、キリスト教、車椅子、井戸。。全てのキーワードをうまく料理していてバランスも良かったし、びっくりするシーンもたくさんあるんだけど、どことなく日本のホラー映画に通じる不気味さ、上品さもあるというか。井戸もあるし一瞬リングも参考にしたのかな?と思ったりした。
制作にジェームズ・ワンも関わっていることがわかって、だからこんなによく出来てるんだな!!と。
インシディアスを見てすごい映画つくる監督だなと思ったんで。
ジェームズ・ワンが関わったホラー映画は基本は期待裏切らない。。!
アナベル 死霊人形の誕生を見た日の夜はお風呂になかなかは入れずに、電気はもちろん付けっ放しで寝たし、見てる間何度も後ろ振り返った。。
それくらい怖かった。
見た翌日にまた鑑賞したのは自分でも引いたけど怖くて面白かったので。
夏だし肝試し的に、最上級のホラー映画をあなたも是非。
スプラッターシーンはそんなにないし、そういう意味では見やすい、かもしれない。。